もうひとつ、先日中古で買った車を車検に出したら、トヨタのエコ替えだかのコマーシャルの話しになって、お店の人が怒っていました。既に使っている 車をつぶして新しい車を買う事が本当にエコなのか、資源の無駄使いでは無いのか、エセエコではないかと。このままでは古い車を大事にする人間の肩身が狭く なるばかりだ、ひいては本人のご商売にも差し障ると言う事でしょう。
今日はネットに、新しいプリウスを造るのに費やされる資源とエネルギーが今までの車に比べて遥かに大きいとありました。当たり前ですエンジンとモ ーターの二つ抱えて無駄にならないはずがありません。巨大な電池や稀金属が必要です。重さも増えます。これを良くなったガソリンの消費で取り戻すのには何十万キロも走る必要があります。走行時に排出するCO2は減らせても、作る事自体で、既に大きな環境負荷を生む訳です。膨 大な資源とエネルギーを費やしたプリウスを買って週に一度しか乗らないのでは意味がないと言うよりは暴挙だと書いてありました。
V8 7リッターのアメ車に比べれば正義の味方に見えるプリウスも、普通の車に比べて大量の資源とエネルギーの塊だ、作れば作る程無駄遣いだなんて言われると、何が正しいのか、とんと分からなくなってしまいます。 エコって言葉が商売の道具になってしまいました。どれが本当だか難しい所です。身近で手の届く所からという判断基準も有り得ると思いました。
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