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和香尻低音

はじめまして、リンク先のお仲間のところから流れてきました

 ブルースのゆるさに感応するところが大きいようですが、そうしますと、ドイツのSPよりも本場アメリカのSP(オイロダインに価格的に匹敵しそうなのはアルテックA4などでしょうか)を使って鳴らすほうが、感応しやすいのではないかと思うのですが、オイロダインを究めようとなさっているには何か理由があるのでしょうか。それとも、ご縁によったものなのでしょうか? ドイツ文化というのは緩さとは対極にあるような気がするものですから、興味を持ちましてちょっとお尋ねしました。

kawa

古いジャズを最新の機械で最高の再生をして、最高の満足が得られるでしょうか。
古いアンプで鳴らした、古いアルテックに敵う事は少ない様に思います。
CaroleKingのYou've Got A Friendが好きです。
好きな曲を最高の女性歌手エラが歌えば最高のYou've Got A Friendになるか、
成りませんでした。
最高最低では物事は計れない。物事には向き不向きという物がある。
仰る通りだと思います。(オイロダインが最高などと言う意味ではありません。向き不向きの方が大事だと言う話です)

もともとオイロダインは雑誌で見かけて気になってはいても、我が身に縁があるなど考えた事もありませんでした。
西武のロフトでふと、足を止めた時、百貨店の担当者が気を効かして、お店の土井さんに声を掛けてくれました。
お安くしますなどと言われて暴走したのは、勘違いと妄想と粗忽以外の何者でもありません。
AXIOM80もハープシコードとリコーダーの音でノックアウトされました。
自分の良く聞く音楽の事など考えていませんでした。
(もっともAXIOM80は高校の頃からお店の試聴品を何十年も聞き続けていて、充分にその素性を知っているつもりでした)
まず自分が聞く音楽を考えて、その為の機械を選ぶ事が正しいと私も思います。
全ての行為に理由と根拠があるべきだとすれば、そうした中に納まらない不条理、ご指摘の通りです。
物を買う時には物の魅力に取り付かれていて、私と私が聴く音楽への向き不向きにまで気がまわっていませんでした。

(アルテックあたりの方が向いているのじゃないかと言われればそのとおりですが、ドイツ製品に対する一方的な思い込みにも無理があります。特にオイロダインに付いて言えば時期に依っても色々ですし、ネットワークを外した時には又様子が違います。)アルテックとオイロダインのどちらが良いかをまず考えるべきだったと思います。でも買ってしまったスピーカーの中での右往左往が始まってしまうと、本来はその前ににやっておくべき吟味と選択は意味を失います。どこかにたどり着くべき正解があるのだとすれば、最初の曲がり角で間違えてしまったのかも知れません。

和香尻低音

コメントをありがとうございます。
 
 文章がお上手で、また、ご自身の自己洞察がドラスティックなので、オーディオ誌の記事を読むよりも面白いです。

 ではまた

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