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コメント

AKi

ロバート・キャパが従軍記者として大西洋をわたる時、自分の名前「キャパ」が間違えられて、キャプラ監督にさせられてしまったという話が、「ちょっとピンぼけ」にありましたですね。

玉井一匡

フランク・キャプラをwikipedia(日本語版)で見たらこの映画のことをこう書いてありました。

*第二次世界大戦中は軍隊に志願し、アメリカ陸軍の映画班に所属したキャプラは、ワシントンに駐在して新兵教育のための「われらは何故戦うのか」といった戦意高揚のプロパガンダ映画を製作し、その功績が認められ中佐にまで昇進するが、実際の戦場を目の当たりにしたキャプラは「あの戦争は私を焼き尽くしてしまった」と語るほど、ショックを受ける。
http://ja.wikipedia.org/wiki/フランク・キャプラ

上記の記述にはこの映画でアカデミー賞をもらったとは書いてありませんでした。
同じwikipediaで英語版を見ると、もっとたくさんのプロパガンダ映画をつくったことが書いてあるし、日本語版のような、戦争に対する懐疑的な視点は書かれていません。
「キャプラは、これらの映画を自分の作品の中でももっとも重要なものだとしていた」ともあります。・・・こんな具合なのです。
* Frank Capra was commissioned as a major in the United States Army Signal Corps during World War II. He produced State of the Union and directed or co-directed eight documentary propaganda films between 1942 and 1948, including the seven-episode U.S. government-commissioned Why We Fight series—consisting of Prelude to War (1942), The Nazis Strike (1942), The Battle of Britain (1943), Divide and Conquer (1943), Know Your Enemy: Japan (1945), Tunisian Victory (1945), and Two Down and One to Go (1945)—as well as produced the African-American targeted The Negro Soldier (1944). Why We Fight is widely considered a masterpiece of propaganda and won an Academy Award. Prelude to War won the 1942 Academy Award for Documentary Feature. Capra regarded these films as his most important works. He was decorated Distinguished Service Medal in 1945 as a colonel.
http://en.wikipedia.org/wiki/Frank_Capra

kawa

Aki様
片仮名なら区別が出来ますが、口で言われたら私にも判別不能だと思います。
アメリカの良心って奴は大変結構なものではあるけれど、迷惑な所も多いと思います。

kawa

玉井様
キャプラ自身がこの映画をどう思っていたかも興味があります。それ以上に日本語版に加わった’懐疑的な視点’がどういった経緯で入ったのか、誰が入れたのか、何が根拠だったのか興味深いですね。

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